よい映画って

映画「プラダを着た悪魔」を2日で3回も観てしまった。まず英語、次に日本語、そしてまた英語で。

むかーしに観たことあったけど、なつかしくてまた観てみたら、なんか驚くことが多くなっていた。

 

吹き替えは吹き替えでよいんだけど、日本語でセリフを聞くとなぜか子供っぽく聞こえるんだよなぁと思った。表現の違いもあるけれども、英語ってのどの奥の部分から低く発音されるから、それだけで大人っぽく聞こえるんだとおもう。

そして英語だとささやき声でもちゃんと聞こえる…!アンディがミランダから去る前の車中のシーンが一番わかりやすかったかも。つぶやいてるくらいの声量なのにはっきり聞こえる、あのかんじ。耳元でささやいてもきちんと聞こえるんだろうなぁ。色っぽい。

 

それと昔はそこまで思ってなかったけど、ミランダの表情の作り方がうますぎて。"Everyone wants to be us"のセリフのあと、車から出ていく直前の表情の変化ったら…!!

あと最後のシーン、アンディを見かけたミランダのサングラスを押さえるしぐさから笑うまでの変化も、うまいなぁとほれぼれしちゃう。そして運転手のロイに"Go"っていうのも、オリジナルだと「(早く)出しなさいよ」ってニュアンスがあってミランダらしい。吹き替えだとやさしい言い方すぎてちょっ残念だったかなぁ。やはりミランダは傲慢だからこそミランダ。さいごのセリフなのにな。

 

なんか、観れば観るほどいい映画だったんだね。アンディのきれいになり具合もすき。