頭にあったことの吐き出し

長らくアウトプットをしてなかったなぁ、と最近気づいた。 例えばこころに浮かんでとどめておきたいことはあるんだけれど、そしてふとした際に何度も思い出すんだけども、浮かぶだけで流れていく。 言葉にしないでもやもやと心の中に霧散していく。そんなか…

つかえることば・なじまないことば

一般的にはみんなつかっているのに、なぜか自分でつかえないなぁと思うことばがある。 たとえば、日本語で書かれたときの「バイタリティ」。精力的なひとに使うんだろうけど、なんかしっくりこない。「生命力がある」とか「エネルギーがつよい」とか言い換え…

よい映画って

映画「プラダを着た悪魔」を2日で3回も観てしまった。まず英語、次に日本語、そしてまた英語で。 むかーしに観たことあったけど、なつかしくてまた観てみたら、なんか驚くことが多くなっていた。 吹き替えは吹き替えでよいんだけど、日本語でセリフを聞くと…

ようやく

ずっと見る気にならなかったDVDがあって。録画していた内容自体はすごく好きなものたちで、でも長らくそれを整理するのには食指がわかなくて。 あたたかくなって生物として元気になったからか、ようやく中身の確認からしていった。 当時いっしょに住んでいた…

ぷち幸せ

大阪に戻ってきてからはや一ヶ月。ぼけーっとして過ごしているせいもあるけれど、日々掃除や洗濯、料理ができてすごくうれしい。 そして何よりストレスフリーなのが、「好きなだけ調味料や食品を買えること」! 移動の心配をしなくていいから、使い切りを考…

読書感想文⑤ 落陽

『落陽』 朝井まかて 帰国後、東京に滞在しているあいだに明治神宮に参拝した。全く知らなかったけれども、今年で造営されて100年になるとのこと。展示されていたパネルを見て驚くとともに、明治神宮の杜(もり)が人の手によって造られたものだというこ…

英語と自分の関係

英語から日本語への翻訳レビューというものを初めてしてみた。 きっかけはマーケットで急に声をかけられたこと。日本人の友達と話しながら歩いていたら、「日本人?英語話せる?手伝ってほしいことがあるんだけど」と。(もちろん会話は英語で) なんでも東…

そんなこと、と思う発見

メルボルンが二度目のロックダウンに入って一週間。なぜよりによってこの街だけが、と思ったりもしたけれど、最近はそれでもここに来てよかったなぁと思うことが多い。 三ヶ月ぶりに学校に戻り授業を受けている。前にいた子たちがすでに卒業していたり、はた…

最近の課題

自分のしたいこと、今後の生き方、について考えている。 もともとあまり上昇志向はなくて、成功するだとか富を手に入れるという考え方はしっくりこなかった。だから本はたくさん読んできたけれど、啓蒙書の類はチラ見しかしてこなかった。どちらかというと避…

根を張る

ついこの間、友達としゃべっているときに気づいてびっくりしたのだけれど、「どこか根を張れる場所に落ち着きたい」と感じていることに思い当たった。これまではずっと旅行したい、世界中飛び回っていたい、と思っていたから本当に驚いた。 でもよく考えてみ…

紅茶の幸福

お茶が大好きで、特に紅茶は毎日飲んでいる。 あったかいミルクティーを飲まないと朝が始まった気がしない。もう何年もそうだ。 特に濃い紅茶に牛乳を注いで飲むのが一番好き。お砂糖は入れないけど、たまにはちみつをたらす。 ストレートだと苦い、と感じる…

読書感想文④ 美味礼賛

『美味礼賛』 海老沢泰久 名前だけ聞いたことあるなーとずっと思っていた本。Kindle Unlimitedで入手できたのでこれを機に読んでみた。 まず驚いたのが、地元近くの辻調理師専門学校を本格的に立ち上げた辻静雄の半生を描くものだったということ。思っていた…

忘れてない、ということ

少しへこんでしまっている時期、というのが誰にでもあると思う。基本的に能天気に生きているあたしも、数か月に一度、自分ってちっぽけ、とか、なんかパワフルになれない、と思うことがある。 ちょうどここのところがそんな時期で、少し元気がない状態だった…

読書感想文③ 武士道

『武士道』 新渡戸稲造(訳:奈良本辰也) これは前職でお世話になった方から、退職時にいただいたもの。噂に聞いたことはあったけれども読むのは初めてだった武士道。 まず感じたのは、武士道精神の発展した頃の日本人というのは「名誉を大切にする」=「恥…

自分に染み込むということ

久方ぶりにシティをお散歩。ランニングはしてたけど、お散歩するのは2週間以上ぶりな気がする。 走るのと違って、歩くということは物を考えたり何かを発見するのにぴったりで、細かい部分を見ることで町が自分に染み込んでくる感覚になる。私はこの「自分に染…

読書感想文② Cuckoo

『THE CUCKOO'S CALLING』 Robert Galbraithこれも借りた本。ロンドンが舞台の探偵小説で、作者のRobert GalbraithというのはJ.K. Rowlingのペンネーム。 ひとつ前に読んだNishino~に比べると、文体とか単語が「生粋のネイティブスピーディーが書いてるって…

読書感想文① Nishino

『Ten Loves of Mr Nishino』(原題:ニシノユキヒコの恋と冒険) 川上弘美友達が英語の勉強のために貸してくれた数冊のうちのひとつで、日本語の小説なら読みやすいかと思って最初に読むことにしたもの。 読み始めて驚いたのが、英語で読んでるにも関わらず、…

なんかわからんけどありがたいと思う

おうちの中からメルボルンの街をながめて過ごす1ヵ月。仕事もないしのほほんとしてる場合じゃないんだけど、健康のためにはのほほんとしとくしかないよなぁということで前向きに捉えなおす。 ありがたいことに今の時代って、家族でも友達でも時差関係なく連…